冒頭、2024年元旦に発生しました「令和6年能登半島地震」において、被災された全ての皆様に心よりお見舞いを申し上げます。長く続いたコロナ禍もようやく収束の兆しを見せはじめ、社会・経済に活気が戻った一方で、ロシアによるウクライナ侵攻の長期化や中東紛争の激化など、我が国を取り巻く大変厳しい状況が継続しております。
住宅は国民一人ひとりが豊かさを実感しながら安心して暮らしていく上で必要不可欠であり、本協議会は経済産業省の研究会提言を基に住宅部材・部品の標準化推進団体として2008年7月に発足しました。その後、良質な住宅ストックの形成に向け、住宅・設備・建材メーカーが精力的に取り組み、メンテナンスを容易にする為に部材・部の寸法等を標準化し互換性をもたせ、基準に適合するものを長期使用対応部材(CjK 部材)として登録しております。
第9期もロードマップ(中期事業推進計画2030)の目標に向けて引き続き会員の拡大、CjK 部材標準化の推進と普及促進、住宅関連業界団体と連携し展示会への出展等で一般消費者へ向けた認知度向上に取り組みます。
経済産業省、関係各位におかれましては、引き続き更なるご支援・ご協力を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。
長期使用住宅部材標準化推進協議会
第9期会長 北村浩幸
積水ハウス株式会社 業務役員 CS推進部