長期使用住宅部材標準化推進協議会

経済産業省 製造産業局生活製品課 住宅産業室長 兼 企画官 縄田俊之住生活基本計画においては、購入した住宅の維持管理やリフォームの適切な実施により、住宅の価値が低下せず、良質で魅力的な既存住宅 として市場で評価され、流通することにより、資産として次の世代に承継されていく新たな流れ(新たな住宅循環システム)を創出することが目標として掲げられています。 住宅の適切な維持管理やリフォームの際には、日々のメンテナンスが行われているかが重要なポイントになります。一方で、わが国の住宅では、メンテナンスを行う際に必要となる交換部材の標準化が十分に進んでいないことから、消費者、メーカ一にとって非効率な状況となっています。 こうした中、住宅メーカ一、建材メーカ一、住宅設備メーカ一等の先駆的な企業による貴協議会の活動は、住宅の長寿命化に必要な住宅部材の互換性やメンテナンス性の確保のための環境整備を行うものであり、近年の住宅産業を取り巻く環境の変化の中、益々重要となっていると考えております。 貴協議会の発足から10年、「長期使用対応部材(CjK部材)」について、部材の寸法などの標準化が数多く進められています。今後は、標準化された部材の流通普及、そして定着に向けた取組が推進されていくものと認識しています。現在も取り組まれていますが、関係業界との連携等により、CjK部材が幅広く、深く浸透することが重要です。消費者が容易に手に入り、交換できる部品・部材となり、住宅の長寿命化、安全性・快適性の確保に、大いに効果を発揮することを期待しております。 貴協議会の活動が、住宅部材の長期使用対応及びリフォーム需要の拡大、既存住宅市場の活性化に寄与することで、消費者のメリッ卜、ならびに住宅、建材、住宅設備関連各社の持続的な発展につながりますよう、心より祈念いたします。

経済産業省 製造産業局生活製品課
住宅産業室長 兼 企画官 縄田俊之